アトピーと腸内の小人たち

アトピーを腸内細菌と食事でコントロールするブログ ときどき育児

アトピーと梅雨とダニ

ダニがやってくる

 梅雨の時期、憂鬱な気持ちとともにやってくる奴ら、、、ズバリ!ダニです。ダニアレルギーのTsugumiのとっては梅雨から夏にかけて、汗はかいてかぶれるは、ダニに反応するわで最悪な時期です。アトピーが割とコントロールできている時でも多少なりとも悪化します。そんなこんなで、今まで培ってきたダニ退治をつらつらと掻いていきたいとおもいます。(書いてですね。笑)

 

ダニとの戦い方

ダニは生命力が強く何をしてもほとんど死滅しません。ですが、どんなものにも弱点がありますよね!実は、ダニの苦手なものは高温と低湿度なんです。50℃で20-30分で死滅、60℃で即死と言われています。そんなダニ、どんな戦い方があるのでしょうか。

布団乾燥機でダニと戦う

天日干しのお布団、いいにおいでふかふかで、、本当に気持ちいいですよね。あれこそダニ退治!と信じていたTsugumi。でも実はあれ、表面のダニしか退治されていなかったんです。熱くなるとダニは布団の内部に逃げ、生き延びてしまうんですね。死滅はしませんが、干すなら裏面もひっくり返して日光にあててくださいね。

 

高温と乾燥に弱いダニ、布団乾燥機で戦います。掛け布団で覆って布団乾燥機をかけると全体の温度は60℃~70℃近くに達します。指定通り3.4時間かければ大部分のダニは死滅するでしょう。ただ注意しなくてはならないのがダニアレルギーのTsugumi達は生きているダニだけでなく、ダニの屍骸やフンに反応します。なので、布団乾燥機をかけてダニを死滅させた後、掃除機で吸い取り必須です!

 

布団丸洗いでダニと戦う

布団を丸ごと洗濯しても40%しかダニは死滅しません。。。が、ダニの食糧になる人間のふけや皮膚などを洗い流せるためダニの住みにくい環境を作れます。ダニアレルゲンの屍骸やフンも洗い流せるためTsugumiは丸洗いできる布団を使用中です。

 

環境でダニと戦う

まず、ダニが居心地の良くなるような、ふかふかのソファー、絨毯、ぬいぐるみは置きません。基本フローリングです。はっきり言ってTsugumiの居心地はあまりよくないです。笑 唯一気にっているのはアウトドア用の折り畳みイス。あれに座るとほんと、動けません。私の兄弟はアレルギーではないのですが、マットレスをフローリングに敷いて布団代わりにしていたところ、ダニが繁殖して刺されてボコボコになっていました。

 

また、ダニは気温が高く湿度が高いと活動的になり繁殖します。夏は除湿をし湿度を抑えましょう。冬は部屋の温度を低く、湿度を低く保つとダニが発生しにくいです。冬も暖房をいれて加湿器をたくことが多いので意外とダニが発生します。ですが、寒さが苦手なTsugumiはすぐ暖房を入れてしまうので、湿度を低く保つよう努力しています(喉が乾燥する。笑)

 

食べ物に潜むダニ

アレルギーのない人でもダニを大量に食べると急性アナフィラキシーショックになり呼吸困難な状態やその他のアレルギー症状に陥ってしまい生死にかかわる状態になります。そんなダニを大量に摂取することないでしょー。と笑っているあなた。あなたです!笑 

 

パンケーキシンドロームってご存じでしょうか。開封後何年かたったのホットケーキミックスを使用してパンケーキを食べた方がこのような症状になったと新聞記事にありました。未開封の粉にダニは混入されませんが、開封されたものだとダニが住み着いて増殖しているケースが多々あります。特にダニが好むのはホットケーキミックスお好み焼きの粉など加工してある粉ものです。火を通しても意味がないのがこのケースの怖いポイントですね。

 

パンケーキやお好み焼きの粉などは一度で使い切るようにし、使い切れない場合は密封して冷蔵庫に保管し早めに食べきります。私は念のため、小麦粉、片栗粉等の粉ものも密封し、冷蔵庫で保管しています。

 

ダニとの接触とダニに対するアレルギー値

以前、食物アレルギーは食べられるようになるの?でも書きましたが、各アレルゲンに関する数値もアレルゲンとの接し方で変化していき、反応も変化します。特にダニアレルギーの私は、夏場と冬場ではダニの数値が全く違いますし、夏場どんだけダニを撃退し、ダニと接触しなかったかによってその後の数値も軽減されて、多少ダニのいるところへ行ってもそこまで気にしなくなったりします。なので、ダニと戦うことは私達ダニアレルギーの人にとって意外と大切なことです。

 

また、腸内細菌を整えてアトピーをコントロールすればするほど、ダニに対してもアレルギーがでなくなります。ダニ退治と同時に腸内の小人たちも活発に活動できるよう食べ物には気をつけましょう!!